Vector AIサービスに関する
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共に築き、
AIが動く社会。
ベクターHDは、AI技術を「特別なもの」から「社会の基盤」へ。
技術・人材・地域が連携し、持続可能なAI社会を実現します。
ベクターHDは、AI技術を
「特別なもの」から「社会の基盤」へ。
技術・人材・地域が連携し、
持続可能なAI社会を実現します。
AI社会の未来を創る3つの柱
AI社会の未来を創る
3つの柱
私たちは、AIを一部の専門家のものではなく、社会全体のインフラとして根づかせるために、
「AIインフラ」「AIサービス」「AI人材育成」の3事業を三位一体で推進しています。
技術・人・地域が連携することで、持続可能で公平なAI社会の実現を目指します。

AIインフラ事業
AI社会の土台をつくる
AIの進化に伴い、従来のデータセンターでは対応しきれない高密度・高電力の環境が求められています。
ベクターHDは、次世代AIプロセッサを核とした省電力・高効率・セキュアなデータセンターの全国展開を目指します。コロケーション型、業界特化オンプレ型、自治体連携型など多様な運用モデルを通じて、地方でも先端AIが動く環境を整え、日本全体のAI開発を支えるインフラを構築します。
AIの“電脳”を日本各地に張り巡らせる、それが私たちの役割です。

AIサービス事業
誰もがAIを活用できる社会へ
AIを動かすだけでなく、実際に社会を変えるための“応用”を重視しています。
ベクターHDは、防災・介護・教育・医療などの社会課題に焦点を当て、海外の先進AI技術をローカライズしながら、日本の実情に即したAIソリューションを開発。自治体や企業と連携し、AIの社会実装を現場レベルで進めることで、誰もがAIの恩恵を享受できる社会を目指します。
AIを「特別な技術」から「生活の一部」へ
――それがこの事業の使命です。

AI人材育成事業
“使う人”から“創る人”へ
AI社会を動かすのは技術だけでなく、人の力です。
ベクターHDは、AI運用・教育・監視・アノテーションなどの実践的人材を育成。エンジニアだけでなく、現場でAIを“活かす人材”を増やすことで、日本のAI人材不足を根本から解消します。
また、医療や教育など専門分野に特化したアノテーション人材を育成し、AIサービスの品質向上と産業全体の底上げを図ります。
※2026年サービス提供開始予定
次世代型高性能サーバー運用
次世代型高性能サーバー運用
Next-Gen Server Operation Solutions
圧倒的な性能と電力効率
圧倒的な性能と
電力効率
ベクターHDが運用する次世代AIプロセッサは、
独自のプロセッサアーキテクチャによって実現されています。

大規模言語モデル(LLM)の処理において、NVIDIA H100ベースのサーバーと比較して10倍の処理速度を達成しつつ、消費電力を4分の1に抑えるという驚異的な結果が示されています。これは、従来のCPUやGPUが抱える「ノイマンボトルネック」(プロセッサとメモリ間のデータ転送遅延)の問題を、データをコア間でシームレスに受け渡す独自の「ファブリック・アーキテクチャ」で解決することで、データ転送の無駄をなくすことで、電力効率を極限まで高めているためです。






圧倒的なスケーラビリティ
圧倒的な
スケーラビリティ
「Cornami」サーバーは、小規模構成から大規模システムまで、性能が理論通りに伸びる設計を実現しています。
従来のCPUやGPUでは、サーバー台数やコア数を増やしても通信や同期の遅延が発生し、性能が頭打ちになる問題がありました。「Cornami」はこの制約を排除しています。
- 直線的な性能拡張:サーバーを追加すればするほど、ほぼ比例して処理速度が上がります。
- 同期遅延ゼロ設計:演算と通信を同時並行で処理できるため、ノード間での待機時間が発生しません。
- 最大6,400万コアまで拡張可能:1チップに数千コアを搭載し、システム全体で数千万コア規模の並列処理を実現します。
- 非ノイマン型アーキテクチャ:データ移動を最小化し、演算効率を最大化。処理のボトルネックを根本から解消します。
これにより、Cornamiは「規模を大きくするほど速くなる」という新しい計算モデルを実現しました。AI推論、暗号計算、リアルタイム分析など、膨大な処理を必要とする領域で圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
セキュリティサービス
セキュリティサービス
Security Solutions
FHE(完全準同型暗号)
FHE(完全準同型暗号)
ポスト量子時代の到来と暗号の危機
量子コンピュータが1万キュービット以上の能力を持つと、現在のインターネット暗号(RSAやECCなど)はすべて破られる危険性があります。そのため、量子耐性を持つ新しい暗号方式への移行が不可欠です。その中でも、最も有力な解決策の一つが「完全準同型暗号(FHE:Fully Homomorphic Encryption)」です。FHEは、データを暗号化したまま演算できる革新的な技術であり、量子時代においても安全なデータ処理を可能にします。しかし従来のCPUやGPUでは、FHE演算には莫大な計算時間が必要でした。「Cornami」はこの課題を、非ノイマン型アーキテクチャの採用によって解決。メモリボトルネックやアムダールの壁を克服し、実用速度での暗号演算を実現しました。これにより、FHEは「理論上の夢」から「現実のサービス」へと進化し、知的財産や機密情報の流出を根本から防ぐことが可能となります。

FHEサービスの特長
FHEサービスの特長
私たちが提供するFHE(Fully Homomorphic Encryption)サービスは、
データを暗号化したまま計算できる世界最先端の暗号基盤です。
従来のシステムでは、クラウドがデータを処理する際に一時的に平文(暗号化されていない状態)へ戻す必要がありました。この瞬間に情報漏洩のリスクが生じます。FHEは、暗号化されたまま演算を完了させるため、処理過程を含めて一切の情報が第三者に見られることはありません。
FHE
Service
5つの特徴
量子耐性を備えた
暗号技術
将来的に量子コンピュータが普及し、現在のRSAやECC暗号が破られる時代が到来しても、FHEは安全性を維持します。私たちが提供するFHE基盤は、ポスト量子時代に対応した持続的なセキュリティ運用を実現します。
安全なクラウド計算
データを暗号化したままクラウド上でAIや分析処理を実施可能です。クラウド事業者や運用担当者でさえも、データの内容を知ることはできません。「ゼロトラスト」環境を本質的に実現します。
データレンタル
API型利用モデル
保有するデータを相手に「見せることなく」貸し出すことができます。暗号化クエリごとに復号の代価を設定できるため、データの安全な二次利用と収益化が可能になります。データの持ち主は、利用履歴を可視化しながら、継続的に価値を生み出すことができます。
法令・コンプライアンス対応
GDPRなどの厳格なデータ保護法においても、FHEによる暗号化処理は平文データを保持しないため、保管・流出リスクが実質的に存在しません。結果として、企業は罰金リスク・監査対応コストから解放され、法的リスクを最小化できます。
AI分野への応用
利用者のクエリも暗号化できるため、情報漏洩ゼロのAI利用が可能です。また、学習・ファインチューニング時の企業データも暗号化して安全に活用できるため、AIの安全な社会実装を支える新しいセキュリティ基盤として活用できます。
アノテーションサービス
アノテーションサービス
Powering AI with Precise Data Annotation
実績と専門性を活かした
高品質データ構築
実績と専門性を活かした
高品質データ構築
ベクターHDは、アノテーション分野で豊富な運用実績を持つアデコ社と連携し、高品質なAIデータ構築サービス(アノテーション事業)を構築します。
同社は既にアノテーション案件を請け負っており、プロジェクトの設計・品質管理・教育体制までを含めた確かな実績を有しています。このパートナーシップにより、 ベクターHDは多様な業界領域に対応できる柔軟な体制を構築します。
さらに、「Cornami」を活用することで、従来困難だった大規模・高精度な暗号化データ処理を高速に実行し、安全性と効率性を両立した次世代アノテーション基盤を実現します。また、医療・介護・教育・農業・行政など、各分野の専門家との強固なネットワークを活かし、より高度で専門性の高いアノテーション業務にも対応可能です。これにより、「汎用AIから専門特化AIまで支える総合アノテーション体制」を確立します。

ベクターHDは、AI技術を「特別なもの」から「社会の基盤」へ。
技術・人材・地域が連携し、持続可能なAI社会を実現します。
ベクターHDは、AI技術を
「特別なもの」から「社会の基盤」へ。
技術・人材・地域が連携し、
持続可能なAI社会を実現します。



